《0038》 マンモグラフィーとエコーで見つける乳がん [未分類]

男性の前立腺がんと同様に、女性の乳がんも増加しています。

乳がんは、自分で発見できるがんです。
自分の手のひらで乳房を触り、シコリを探してください。
立って鏡に映して乳房の左右差や変形がないか、見てください。

乳がんの診断は、視診、触診、そして画像診断で行います。
画像診断とは、マンモグラフィーという機械で、乳房を挟んで、左右の乳房のレントゲン写真を撮ります。
挟む時に、ちょっと痛いのが難点です。

乳房のエコーも大変重要な検査です。
マンモグラフィーに負けず劣らずの成績です。
両者の組み合わせがよいことが分かっています。
マンモグラフィー検診が自治体でも推奨されています。
尼崎市でもクーポン券を発行し、乳がん検診を奨励しています。
マンモグラフィーの読影には厳しい専門性が要求されています。

乳がんと闘病中の方を何人か診ています。
骨や皮膚に転移して苦労されている方もいます。
乳がんもやはり早期発見が重要だと実感します。