《0402》 南相馬市の医療状況 [未分類]

福島県南相馬市は、既に報道されているように放射能で4つの区域に分断されてしまいました。
南相馬市の医療は、どうなっているのでしょうか。

①小高区(9医療機関)……避難区域
②原町区(33医療機関)……準備的避難区域
③鹿島区(4医療機関)……何もなし

元々7万人の人口が現在4万人(県の発表)。
実際は2万人強くらいだそうです。

入院できる病院は1カ所、80床。
現在20床のみ稼働中。
看護師がいないので充分な対応ができません。
休診が、17医療機関です。
小児科、泌尿器科はすべて閉院しゼロです。
人工透析はできません。

産婦人科では震災以降、お産が1件だけだそうです。
隣の相馬市はその分、お産が増えたようです。
妊婦さんや子供は、不安がいっぱいで困られています。

医療は大切な生活基盤ですが、壊れています。
この事実を国民全体で知る必要があります。