《0422》 これから、ボランティアを! [未分類]

被災地ではボランティアが足りず、困っています。
震災3カ月で、40万人。
これは、阪神大震災時の、わずか3分の1です。
被災者の数を考えると、少ない数字ですが、いくつかの理由が考えられます。

①当初、ボランティアを断ったこと
②原発問題
③被災地が遠く、アクセスが悪いこと
私は、③に対して、一貫した提案を行っています。
しかし、国会では議論していただけませんでした。
人の痛みが分からない国に絶望しています。

交通費がネックになっていることは明らかです。
飛行機は高く、夜行バスは体力的につらい。
これを解決するだけでも、ボランティアは増えるはず。

学生ボランティアに単位を与えることに議論があります。
しかし私は、このような非条理を肌で感じること自体が、若い人には最大の勉強になると思います。

70歳代のシニアボランティアも活躍していました。
後期高齢者も、おられました。
その志の高さに敬服しました。

気候もよくなりました。
行ける人は、2~3日でも行っていただきたい。
肌で感じることが、長い支援につながります。

出遅れたと、感じている方に。
気後れする必要はありません。
みんな初体験です。
数から言えば、これからの人の方が多いはず。
気候もよくなります。
どうか、思い切って決断してください。

行って後悔することはない、と思います。
現地では、現地の指示に従えばいいだけ。
宿泊事情も少しずつ改善されています。
各自治体のボランティアセンターのウェブサイトから登録するといいかと思います。
国がしないなら、民が頑張るしかありません。

東北の痛みを、みんなで感じましょう。
原発の恐怖のかけらを少しでも知りましょう。
同じ国の人々が、こんなに困っているのです。