《0432》 河内音頭で復興祈願 [未分類]

昨夜は、大阪府の南部にある河内長野市で復興支援
イベントがありました。
そこに、パネリストとして参加させていただきました。
被災地の国会議員さんたちも駆けつけていました。

芝田啓治・河内長野市長さんのお話を、少し紹介いたします。
震災当日、河内長野から救急車と消防士が、岩手県大槌町に
出発して以来、現在も、大槌町への行政支援が続いています。

震災直後に、大阪を出発した事実を聞き、驚きました。
阪神大震災の時も、24時間後に、大阪のドクターカーが
飛び込んでいただき、トリアージや搬送が可能となりました。

遠く離れている河内長野市の初動が早かったことに驚きました。
あと、河内長野市と大槌町の子供同士の交流が続いています。
現在、ビデオレターが、二つの町を往復しているそうです。

大槌町には、ひょっこりひょうたん島のモデルがあるそうです。

苦しいことにも負けないぞ
悲しいことにも負けないぞ
だけどボクらはくじけない
泣くのはイヤだ、笑っちゃおう……

市長さんの、静かな歌声の通りだと思いました。
河内の子供たちもこの歌を歌って声を届けているそうです。
子供は、日本の宝、未来の宝ともおっしゃいました。

パネルディスカッションの後、復興祈願の踊りに移りました。
河内家菊水丸さんが河内音頭の替え歌、復興音頭を歌いました。
多くの市民が、舞台の上を踊り、舞い続けました。

宮沢賢治の詩の朗読から始まり、河内音頭で盛り上がる。
帰りには、ちゃんと義援金も入れてきました。

ロビーでは、昼間から東北の物産展もやっていました。
これを見ながら、河内も頑張っているなー、と思いました。
阪神間も負けてはいられない。
7月9日の尼崎でのイベントにもまた意欲が湧きました。

全国各地、特に西日本では、このような復興イベントが
行われることでしょう。
いいことです。
どんどん、やってほしい。

想いは、どこかで伝わるでしょう。
東北の詩を聴き、歌を聴くうちに、東北への想いがまた強まりました。