《0436》 もしも体が二つあったなら [未分類]

福島県には、放射線のため無医地区が沢山できました。
知り合いの医師らが、そこに入り、放射線障害に関する相談会や
健康教育を行っています。

「無医地区活動」と聞き血が騒ぎました。
私も30年以上前の学生時代、長野県下伊那郡浪合村で6年間、
無医地区活動にのめり込んでいました。

卒業して一人前の医師になったら奉職するか、真剣に悩んだ
時期もありました。

当時やっていたのは、家庭訪問と血圧調査がメインで、検便検査、
減塩指導や健康教室までやっていました。
現在、福島で行われている医療活動とどこか似ていますね。

私は52歳なので、低容量の放射線被曝は怖くありません。
というか、さんざん医療被曝してきたので、麻痺しています。
きっと、放射線に「免疫」でもできているのでしょうね(笑)。

もしも体が二つあったら……、無医村でボランティア活動ができるのに。
福島の人の不安を軽減したり、役に立ちたい。

しかし実際には、眼の前の患者さんがいるので難しい。
まあ、疲れている時は、もう一つの「体」は眠っているかもしれませんが……。