《0448》 尼崎からのメッセージ [未分類]

昨日は地元尼崎で、復興支援イベントを開催しました。
140人もの方が参加され、盛況のうちに終わりました。

当院の患者さん、懐かしい友人、知らない方、議員さん。
実にいろんな方に参加していただきました。

映画「無常素描」を上映後、私が被災地訪問の報告。
その後、伊賀興一弁護士さんが、講演されました。

阪神大震災で、生活支援に少しだけ風穴が開いた。
今回の東北では、この穴を少し大きくしましょう。
個人の生活基盤支援の重要性を、解説されました。

私は尼崎の防災についても、お話ししました。
防災とは、逃げること。
防災とは、最高の予防医療。
防災とは、想像力を働かせること。

遠くから駆けつけていただいた方も何人かいました。
在宅医療のリーダーである、高知の和田先生も。
尼崎の桜井先生などお医者さんも何人かいました。

最後に長渕剛氏が松島航空自衛隊を慰問した映像を見ました。
「乾杯」を歌う長渕と多くの自衛隊員の顔に感動しました。
被災地で頑張っていたのは、多くの自衛隊や警察の方々です。

トリでは、「人間失格」を聞きながらニューヨークタイムス社の
写真画像を見ました。
全員が、泣いていました。

想い、祈り、泣き、ました。
少しは尼崎の想いが被災地に届きましたでしょうか。
相馬市震災孤児支援基金に沢山の寄付をいただきました。

皆さん、「分かりやすかった」との感想をいただきました。
伊賀弁護士さんのお話も、大きな反響を呼びました。
尼崎で支援する会をやって本当によかった!

被災地の現状、問題点を報告し、今後、尼崎からできることを、
それぞれに考えていただきました。
何人かの政治家さんにもご挨拶いただきました。

支援する会は多くのボランティアスタッフに支えられています。
西宮も尼崎も、約20人のスタッフに支えられて成功しました。
次は、9月19日、神戸で開催する予定です。

被災地に行かなくてもできることを考え続けます。
でも行ける人は行ってほしい。
ボランティアでも旅行でも。

大きなイベントが終わって、ちょっと肩の荷がおりました。