《0453》 放射能報道いろいろ [未分類]

週刊誌の見出しを見ると、放射能汚染の話ばかりです。
この世の終わりのように、煽りたてるメディアが多い。
こうなることは予想されましたが、エライことですね。

情報隠蔽があったので、情報公開が善となっています。
今度は、一転して、最悪の仮定の話になっているようです。
お医者さんも、万が一のことばかり言っているような感じ。

以下は、私の勝手な意見ですから話半分に聞いてください。
低用量被曝の健康障害に関しては、三つの立場があるように思います。

 ①がんや白血病などの病気が増加する。
 ②あまり影響がない。
 ③むしろ体によい。

マスコミやお医者さんは、①の論調が多いようです。
②を言うと同業者から袋叩きにあうという医師もいます。
③に至っては、もはや論外、医者ではないという雰囲気。

実は、私は、②ないし③の立場です。
ただし、大人の話です。

子供のことは、正直、よく分かりません。
子供と大人では大違い。
子供の細胞はこれから何度も分裂していく。

大人の細胞も分裂するが、分裂能が後半戦。
遺伝子に傷がつくと困るのは、前半戦の話。

大人は、既に充分傷ついている!
傷つきながら、修正もしながら、生きています。
そのバランスが、今後どうなるかの問題です。

大人は低容量被曝程度では問題ない、と思います。
老化やタバコなどの因子の方が、ずっと大きいと思います。

また50年前の核実験の時の被曝の方が大変だったはず。
だから、何ミリシーベルトにこだわり過ぎる必要はないのでは。

以上は何となく、血圧の話に似ています。
血圧が高いと脳卒中や心筋梗塞になりやすい。
しかし、頻回に血圧を測っていたらノイローゼになる。

ホールボディカウンターもいいけど、やり過ぎるとこれも
ノイローゼの危険をはらんでいる気がします。
やるとしたら不安を解消するために行うべきです。

むろん、内部被曝を軽減する方法が開発されるはず。
必要は発明の母、です。
それは、どこか、高血圧と降圧剤の関係に似ています。

実は、低容量被曝に関する確実なデータがないのです。
全県民検診をして、クラウド型カルテで情報を共有化し、
長期的な視点で放射線障害を評価していく。
これしかないと思います。

住み続けるリスクには、不確実があります。
しかし人生そのものが不確実性の連続です。