《0465》  被災地の感染症 [未分類]

尼崎では、手足口病が流行っています。
全国的な流行でしょうか。

高齢者がいきなり高熱を出したなら、まず手足に
ブツブツが出来ていないか診ます。
普段なら子供の病気が、大人に流行。

なんか変な病気が流行っています。
一昨年は、新型インフルでしたね。

熱中症に充分な注意が必要ですが、古典的な病気にも
ケアしてください。
感染性胃腸炎も流行っています。

被災地ではノロウイルスにご注意。
まだ水がない所は簡易トイレです。
手洗いや消毒がここでは重要です。

ノロウイルスの諸問題は実に奥が深いです。
このアピタルブログでも詳しく書きました。
12月分、ぜひゆっくり読み直してください。

特に冠水地区は、衛生状態が悪化しています。
下水が町中に溢れ出すのは、よくないです。

ハエの大量発生の報道にも胸を痛めています。
ツツガムシ病やレジオネラ肺炎なども。

様々な感染症が懸念されているようです。
感染症対策はこの夏、極めて重要です。

避難所や仮設住宅での予防対策も大切。
とりあえず、肺炎対策とノロ対策です。

ボランテティアさん自身も気をつけてください。
以下、どうでもいい話を書きます。

先日の台風の時、ある在宅患者さんの家では親が
デイケアに行っている間、窓を閉め切っていました。
すると室内熱中症になってしまいました。

人間ではありません。
猫です。
介護者が家に帰ったら、猫が死にかけていた……。

家族が慌てて動物病院に連れていって点滴を打ったら
元気になったそうです。
当たり前ですが猫も熱中症、脱水になるのです。

猫の点滴代は、ジャーン、何と3万円だったと。
一方、患者さんの医療費は1カ月1200円。
安い!

空気を閉め切っていたら室内熱中症になりやすい。
27度でも油断できない。
24度でも湿度が高ければ熱中症になる可能性がある。

福島ではなかなか自宅の窓を開けられないと、聞きます。
すると室内熱中症が心配です。
この猫の教訓をぜひ、活かしてください(笑)。