《0047》 メタボとがん、検診一緒になれば便利 [未分類]

市民検診がメタボ健診に代わり、日本中でお腹の周りを測る時代となりました。
そして、がん検診が、メタボ健診の陰に隠れてしまった感があります。
しかし、日本人の2人に1人ががんにかかると言われる時代です。
脳梗塞や心筋梗塞などの血管の病気とがんの二つが、重大な病気ですから、
メタボ健診のみでは、とても充分とは言えません。

自治体にもよりますが、現在もがん検診は細々と残っています。
尼崎市では、胃がん検診(胃透視)、大腸がん検診(便潜血)、乳がん検診(マンモグラフィー)などが、受診できます。
これからのがん検診をメタボ健診と同時に実施できたら、受診者にとって大変便利だと思います。
メタボ健診は40~74歳を対象としていますが、これはがん検診のターゲットと上手く重なります。
がん検診の対費用効果の検証が必要ですが、便潜血検査などの簡便で有用ながん検診は、
もっと宣伝してもいいと思います。

がん拠点病院に行き着くまでの「距離」が長い。
と、感じます。