《0470》  現実を直視すること [未分類]

今日から8月。
被災地を含む東北地方の大雨を心配しています。
不安定な気候が恨めしい。

一昨日、実に久々にフィットネスクラブに行きました。
少し歩いて、マシーンをして、泳ぎました。
気持ちよかった!

鏡で自分の腹を見ました。
最高に出張っていました。
大きな鏡の前でどんなポーズを取っても同じでした。

もはや笑って済ませるレベルではありません。
非常に醜い姿です。
なんとかしなければ、と改めて思いました。

分かっていたけれど、現実を直視して来なかった1年。
ついに、現実を素直に認めて早急に対策を考えました。
このままでは、あまりにも患者さんに申し訳ないです。

しかし、これって、福島の被ばく状況も同じではないか。
政府が、現実を直視しているようにはとても思えません。
「現実は見たくない」のが人間の本能かもしれません。

しかし国会議員は、直視して思考しなければなりません。
自分自身のメタボ腹を直視しながら、そう思いました。
自らこのメタボ腹を解決しないと偉そうに言えません。

今週末、ガラにもなく放射線障害の講演を頼まれました。
震災以来行っていなかった書店で、原発本を買いました。
久々の読書と勉強を楽しんでいます。

低線量放射線障害については様々な意見があります。
20ミリシーベルトの正誤については分かりません。
しかしこの基準が定められた背景を、お話する予定。

ホットポイントの意味もよく考えないといけない。
放射線量を測定することは、現実を直視すること。
しかしその解釈には相当に考えることが必要です。

子供や妊婦に関しては、厳しく考えた方がいいでしょう。
しかしそれ以外に関してはまさにブラックボックスです。
基準を定めたICRPの責任者がそう言っているのです。

全ては現実を直視することから始まる、
と自分の醜い腹を見るたびに感じます。
毎日何度も見る習慣でもつけようかな。

放射線障害の話をするのは、私にとって極めて異例です。
折角の機会ですから私なりに考えていることを述べます。
会場は京都ですので、よろしければ来て下さい。

8月1、2日は、地元・尼崎の貴布禰神社の夏祭りです。
クリニックの周囲を神輿が練り歩き賑やかになります。
よろしければ、こちらも来て下さい。