《0628》 被災地に旅して、まじくろう! [未分類]

元旦から3日間宮城県気仙沼に行き、福島県相馬市に寄りました。
仙台空港で借りたプリウスの走行距離は、約500km。
しかしガソリン代は、4000円でお釣りがきました。

被災地のレンタカー事情は、復興支援で常に混んでいるそうです。
お金に余裕のある方には空港や駅からのレンタカーがお勧めです。
ちょっとした移動に、自動車は重宝しました。

今年最初の講演を仮設住宅でできて嬉しかった。
高血圧の話をみなさん熱心に聞いて頂きました。
訪問相談も出来て、充実した3が日でした。

1泊2000円で泊まれる民宿もあるそうです。
私はみなさんが被災地に行くべきだと思います。
ボランテイアでも旅行でもどちらでもいいです。

とにかく被災地を訪ねてください。
再開した店舗も沢山あります。
宿泊とレンタカーだけは予約してください。

南三陸町では、移動式ラーメン屋で食べました。
美味しかった。
気仙沼ではフカヒレスープを買いました。

人が集まれば自然と経済が動き、活気が出ます。
震災が無ければ、気仙沼にも相馬にもご縁が無かった。
震災のおかげで、ボランテイア活動(?)も出来ました。

大晦日と3日の夜は、認知症の患者さんとそのご家族、
仲間たちと西宮の「つどい場さくらちゃん」で過ごしました。
認知症一家は、大晦日から3泊、そこに泊っておられました。

昨年も同じように過ごされました。
沢山の人が日替わりであちこちから集っていました。
認知症の患者さんは3日前より明らかに元気になっていました。

人は「人との関係性で元気になる」ことを実感しました。
私も、気仙沼で出会った人たちに元気を一杯頂きました。
人が集うことは、なんと素晴らしいことか。

「気仙沼の仮設住宅は地域包括ケアのモデルでもある」と
学生ボランテイアたちに、偉そうに説明してきました。
多職種が連携をとり、「支えるケア」を実践する場でもある、と。

身体障害者、認知症患者さん、老人、子供たち。
老若男女を問いません。
いろんな人が、集って、ご飯を食べながら「まじくる」。

「まじくる」とは、「交わる」から派生した勝手な造語。
気仙沼も西宮も、しっかり「まじくって」いました。
気仙沼の仮設でも「まじくる」ことの意味をお話ししました。

結局、読書もほとんどできず。
大掃除もまだです。(恥)
まあ、ゆっくりやります。

皆様は、どんなお正月でしたか?
西宮では、これから「えべっさん」の時期です。
年が明け、気持ちだけは新たにして毎日を過ごしています。