《0631》 嬉しいような、悲しいような [未分類]

今日は成人の日で、世間は祝日ですね。
実は、1週間前の月曜日も祝日でした。
2週続けての祝日なのです。

医療の世界には、休日があります。
年末年始は、医療機関はお休みです。
しかし、入院病棟は稼働しています。

一方、在宅介護の現場はどうでしょうか。
デイサービスなどは、大抵休みです。
しかしヘルパーさんは元旦から働いています。

さて、我々、在宅医療チームは悩ましい限りです。
基本的に、365日、休み無しです。
自宅に入院していると考えるからです。

2年連続、大晦日も深夜まで往診していました。
患者さんのお宅で、年を越してから帰宅しました。
これまた2年連続して元旦の看取りもありました。

蛇足ですが最近は多死社会で、葬儀場や焼き場も混んでいて、
2日から、さっそくお通夜や葬儀が行われています。
まさに、在宅現場や葬儀は、年中無休で動いています。

さて、在宅医療は、訪問診療と往診から成り立っています。
訪問診療は大抵、毎週か隔週です。
2週連続で祝日だと、訪問日の調整が結構大変なのです。

訪問看護、訪問リハビリなども同様です。
というわけで、今日はいつもの月曜日とほぼ同じです。
外来は、祝日担当のお医者さんにお願いしています。

今日の午前中は休みます。
だから、嬉しいような、悲しいような複雑な気分です。
ちょっとだけ、正月気分を味わさせて頂いています。

明日の外来からは、混雑が予想されます。
年末年始の長期投薬の患者さんが来られる時期です。
一方、新年会の予定も続いて入っています。

インフルエンザが流行しています。
当院では、年末はB型が多かったのが、
今年に入ってからは、A型が多く出ています。

寒さで転倒し、往診の依頼も増えています。
トイレや風呂での死亡事故も増えています。
検視も頼まれました。

寒さは、かなり、生命に影響します。
暖かくして転ばないように気をつけてください。
気をつけていても転ぶのが人間ですが・・・