《0642》 はじめての東大 [未分類]

最近、なぜか本郷にご縁があります。
日本尊厳死協会の本部が本郷にあるからです。
そして昨日は、本郷の東京大学に行きました。

実は生まれて初めて東京大学の敷地に入りました。
古い建物ばかりで古さとその雰囲気に驚きました。
有名な安田講堂の横に建つ建物にお邪魔しました。

グローバルCEOという研究室は、臨床哲学や
死生学を探究する研究室です。
そこにおられる会田薫子先生を訪ねました。

会田先生の著書「延命医療と臨床現場」を拝読しました。
御挨拶のあと、胃瘻問題について少し意見交換しました。
会田先生は、慈悲に溢れたお顔をされていました。

会田先生の著書には日本の延命医療の実態と
それに携わる医療者の本音が書かれています。
是非多くの市民の皆様にも読んで頂きたい本。

今こそ生命倫理が重要な時代はないでしょう。
高齢化と並行して、増え続ける延命医療。
それをどうするかは、市民側の問題です。

昨日は、3件のマスコミの取材を受けました。
午前に1件、午後に2件。
合計、5時間も話し続けました。

すべて胃瘻のお話でした。
一昨日も政治家や役人も交えた会で胃瘻の話をしました。
今週日曜日も京都での学会も胃瘻のシンポジウムに参加。

まさに、胃瘻三昧の日々を送っています。

はじめての東大は、どこを見ても興味深かった。
学生コーナーや図書館に迷い込みましたが、素敵でした。
どこかの研究室でゆっくり勉強したい、と思いました。