《0651》 節電警報と老人・病人 [未分類]

関東や東北にいる時に携帯電話から、これまでに
聞いたことのない警告音が突然鳴ったことが数回。
緊急地震警報でした。

幸いたいした地震ではなくホッとしましたが、、
たとえ数秒でも早く心の準備ができて良かったです。
これを電力供給警報に応用できないものでしょうか。

この冬、電力会社も厳しい節電を率先して行っています。
1割といわず、2割もの節電を目指しているそうです。
おそらく、この夏場に最大の電力危機が来るそうです。

電力需要が97%になれば、幹部職員の携帯電話が
地震警報と同じように鳴る仕組みだそうです。
これを聞き市民全員に知らせてもいいかと思いました。

電気は一瞬でもショートしたら、全てがダウンします。
瞬間的にでも供給限界を超えてはいけないのです。
そのダメージは甚大で絶対に避けなければなりません。

その企業では警報が鳴れば全ての電源を落とすそうです。
空調、電燈、機械、すべてを停止させるマニュアルです。
各家庭でも同様にしてでも、停電を避けたいものです。

しかし、病院だけは電気を止められません。
手術や人工呼吸をイメージすれば当然でしょう。
節電できる電気と節電できない電気があります。

電力消費量全体にはなかなか目に留まりません。
携帯電話で知らせる方法は有効だと思いました。
またみんなでやらないと意味が無い気がします。

日本人は警告音に敏感だと思います。
ひとたび警告されれば素直に従う人が大半でしょう。
実は、この冬より次の夏の電力不足の方が深刻です。

冬の寒さの中から、真夏の節電をイメージしています。

寒さから血圧が上がったり肺炎になる老人が沢山います。
老人や病人には、とても節電を口にできません。
むしろ「しっかり温めてね!」と言って回っています。