《0662》 一家全員がインフルに [未分類]

全国的にインフルエンザが、猛威をふるっています。
今週は、某テレビ番組でインフルについて話したことも
あり、インフル対応で毎日大忙しです。

生活習慣病などの通常診療と、インフルやノロの
季節診療を同時並行して行うのは結構大変です。
昨日はノロの集団感染騒動にも巻き込まれました。

一家全員がインフルというケースもあります。
現在A型がメインですが、全員がB型という家族も。
とても仲のいい家族だな、と妙に感心もしました。

予防接種をしたからといっても、油断は禁物です。
予防接種したのに罹ったという人はいくらでもいます。
あくまで確率、あるいは程度の問題とお考えください。

在宅患者さんからは、朝から晩まで、発熱コールが
鳴りっぱなしです。
往診、往診、往診の毎日です。

受験生がインフルになるケースもあります。
その時こそ、ラピアクタという点滴の出番です。
在宅患者さんや老人さんにも頼りになります。

一家全員がノロウイルス感染の家もあります。
だいたい子供さんから大人にうつるようです。
インフルのあとにノロになるケースもあります。

当院職員100人中2人がインフルに罹りました。
罹るのは毎年、新人ばかり。
私のような古株は自然免疫があるので罹りません。

ほとんど寝る暇が無くなるのがこの季節です。
患者さんも大変ですが、医療機関も大変です。
でも、お薬は充分ありますから心配無用です。

駆け込み受診は混みあい、時間がかかります。
できるだけ余裕を持って、受診してくださいね。
当分この騒動から逃れられないと諦めています。