《0675》 インフルがようやく峠越えか [未分類]

インフルがようやく前週より減少したようです。

厚生労働省によると、2月6~12日の定点当たり報告数は
40.34で前週(42.62)より減少したそうです。
患者報告数は19万8910人でした。

定点当たり報告数を都道府県別で比べると、
大分の60.88が最も多く、石川の53.92、岩手の52.63、
宮崎の52.15、鹿児島の52.09、埼玉の50.04と続きます。

休校、学年閉鎖、学級閉鎖も全て減少傾向です。
同週の学校のインフル患者は14万人で前週(15万7551人)
より減少していました。

休校は248施設(前週254施設)、学年閉鎖が1928施設
(同1947施設)、学級閉鎖は5914施設(同6377施設)
の計8090施設だったそうです。

同週の基幹定点医療機関へ入院したインフル患者は1410人。
入院時の状況はICU入室が42人、人工呼吸器の利用が
26人、頭部の精密検査実施が156人だったそうです。

当院でも一時は半日で20人の日がありましたが、
今週に入って、減少してきました。
しかしまだ毎日、嵐のような忙しさですが。

転倒、発熱等での往診依頼が必ず毎日数件あります。
朝から深夜まで、阪神間をクルクル回っています。
在宅患者さんの看取りも、週1~2人はあります。

それでも阪神間は、恵まれている地域だと思います。
日本海側は雪で往診もできずさぞかし大変でしょう。
まして被災地を想えば、恵まれた環境での医療です。

気がつけば、2月も後半。
なんと早いことでしょう。
もう1年の6分の1が終わるとは!

桜の開花予想の報道を見ました。
例年より1週間遅れるとのこと。
非常に気になります。

毎年恒例の在宅患者さんとの花見の日程を決める時期。
これは当院にとって大変重要な行事なのです。
最期の花見になるひとが、毎年沢山いるからです。

この冬を超えられなかった人が既に約10人。
現在闘病中の在宅患者さんには、この花見が
生きる大きな目標になるのです。

それに先立ち、来週は在宅看取りしたご家族の方との
交流会を在宅スタッフが中心となり開催します。
亡くなってからが、ご縁の始まりと考えています。

週に2~3回のペースで講演をこなしながら、
毎週、いろんな所からの実習生を教えています。
そんなこんなで、アッという間に2月が終わりそうです。

とりあえず、インフルが峠を越したとの報道に
ホッとしています。
春よ来い、早く来い。