この４月から、再診料が３つに区分されるそうです。
これまでは６９点だったのが３種類になるのです。
時間外の電話対応によって、３つに区分されます。

時間外すべてに対応すると、プラス５点。
準夜帯のみに対応すると、プラス３点。
地域の医療機関と組んで輪番制で対応すると１点。

それぞれの「ご褒美？」が再診料に加算されます。
タクシーの深夜料金のような感じでしょうか。
かかりつけ医は２４時間対応すべし？との方向性。

診療所は、時間外対応も行う時代になりました。
在宅も外来も、診療所も２４時間対応時代なのです。
これも病院の当直医、救急医の負担軽減のためです。

私自身は、在宅は２４時間対応していますが、
外来患者さんの２４時間対応は諦めています。
そのままやると、正直、死ぬような気がします。

昔の開業医は、深夜に起こされ往診していました。
しかし、訴えられることはありませんでした。
また、難しい検査も必要としませんでした。

この４月から、かかりつけ医に聞いてみてください。
「先生は、５点、３点、１点、のどれですか？」と。
恥ずかしながら私は、「０点！」と答えるつもりです。

（つづく）

ＰＳ）
今日開催の「かいご学会」でも
２４時間対応についてお話をする予定です。
全国のみなさまとお会いできるのが楽しみです。