《0690》 「かいご学会」での学び(その4)/逆ショート、逆デイ [未分類]

施設と家族の関係が問われています。
逆ショートステイ、逆デイサービス
という言葉をご存じですか?

施設入所者が、時々、家に帰ったり
何泊か泊るのです。
混乱している認知症患者さんは安心されます。

施設に預けぱなしではなく、家族との
コミュニケーションを保つ。
そんな工夫が、周辺症状を軽減します。

家族と施設の関わりは、実際、さまざまです。
近くに住んでいてもほとんど来られない家族も
沢山おられます。

容態が急変して連絡しても、「先生にお任せします」
の一言で終わる場合も時々経験します。
主治医として誰と相談していいのか分かりません。

普段から、逆ショート、逆デイサービスを
試みられることを提案いたします。
こんな発想も介護者と家族が「まじくる」場から生まれる。

「かいご学会in西宮」という文字を眺めていたら、
「いりょう学会in尼崎」が浮かんできました。

い=医療
り=利用者
う=ウマが合うか

学会は、洒落です。
まじくることです。
そんな学会でまじくれば、医療も変わるかもしれません。

(つづく)