《0695》 支援する人を支援する [未分類]

3.11の報道を見て、日本の底力を改めて感じました。
日本中がひとつになって、被災地に想いを結集した瞬間。
実は私は、朝から晩まで感動で泣いていました。

特に若いひとたちの行動力に癒されました。
いまどきの学生も捨てたもんじゃない。
こんな台詞を吐く私は、もう終わったオジンそのもの。

さてこれからが本番です。
長期的支援の始まりです。
細く、長ーく、支援したいものです。

知人の医師はこれまでの職場を離れて
先日、被災地に赴きました。
これから在宅医療を展開します。

しかし被災地に行けないひとが沢山います。
何かを捨てないと、被災地には行けません。
そんなひとに、一体なにができるのか。

答えが見つかりました。
支援するひとを支援すれば、いいのです。
これも立派な支援。

どこか認知症介護者の支援と似ていますね。
支援者がいるので介護者は救われるのです。
間接的ですが患者を支えることができます。

支援する人を支援する
これも立派な支援の在り方。
誰かが教えてくれました。

近く、NPO法人への寄付税制が大幅に緩和
されると聞きました。
支援活動をしているNPOを支えていきましょう。

また、お金以外の支援もみつけなくては。
一番、いいのは被災地に足を運ぶことです。
これまで躊躇っていたひとも是非訪問して欲しい。

行かないと分からない話が沢山あります。
行って、見て、会話すると考えが変わります。
報道されているのは、ごく一部に過ぎません。

被災地の非日常と、自分の周りの日常を行き来しています。
被災地の方を心配していた患者さんをお看取りしたばかり。
生かされていうことに、感謝する毎日です。

まだ寒いです。
被災地の雪が気になります。
春が待ち遠しい。