《0070》 受けてみたい動物セラピー [未分類]

兵庫県には「いのちと生きがいプロジェクト」という
市民ボランティア活動への助成制度があります。
公開プレゼンテーションがあり、私も毎年参加しています。
毎年、そこで思いもかけない、治療法に出会います。

「ホースセラピー」に取り組まれている女性2人がプレゼンしました。
馬に乗っているうちに病気が治っていく子供の実話でした。
「私も乗りたい!」と思いました。

昨年、九州のある牧場で、生まれて初めて馬に乗りました。
こんなオジンに乗られて馬がかわいそうに思い、少しだけにしました。
しかし、何とも言えない、経験したことのない、心地よさがありました。

このプレゼンの審査員長を務める髭の院長先生が、また変わっていて、
病院の待合室を開放して、癒し犬で患者さんを癒しています。
公立病院の院長先生がここまで頑張る病院は、当然繁栄しています。

私も、クリニックの待合か、玄関周囲に、癒し犬をお呼びするのが夢です。
1回だけでは寂しいので、できれば何回も継続して。
しかしなかなか、犬が見つかりません。

在宅医療で沢山の家を訪問しますが、そこには3軒に1軒くらいの割合で、
いろんな動物を飼ってられます。
犬、猫、魚、亀……。
「ペットのためなら自分が死んでもいい」と言われる人が沢山います。
きっとそのペットから大きな力をもらっているのでしょう。

病気の終末期になればなるほど、癒し動物の役割が多くなります。
人間と同じくらい大きな犬の一緒に寝泊まりできるホスピスがありました。
もちろん、自宅では、当たり前のことですが。

弱った時ほど、動物に力をもらいます。
そして、飼い主が亡くなったことは、すぐに、その動物にも伝わることに、
最近、気がつきました。