昨日から日本在宅医学会で上京しています。
日本尊厳死協会での終末期議論もあります。
ついでに実は、娘の大学卒業式もあります。
昨年の在宅医学会は、3月12、13日。
私の地元、大阪での開催でした。
なんと震災翌日だったのです。
しかも私は座長を任されていました。
しかもそのテーマは「楽しむ」でした・・・
全国から来阪された演者もいて、開催でした。
懇親会の最中、知り合いの神戸の看護師さんから
携帯電話がかかりました。
新潟経由で宮城に入るにはどうしたらいいのか?と。
あれから1年。
今年の学会は、震災関連一色です。
福島の現状と課題も議論されます。
今日の午後は東京大学の会田薫子さんが
終末期医療について講演、議論されます。
実は今週は終末期議論の一週間なのです。
もはや在宅医療という言葉は私の中では
陳腐になりつつあります。
「地域包括ケア」という言葉に置き替わっています。
医療と介護と行政とご近所。
これらが一体とならないと
「地域という病院」は上手く運営できません。
そんなわけで、東京中をクルクル回っています。
クリニックは、副院長先生にお任せしています。
お留守番がいるので好きな仕事ができるのです。