最近の週刊誌や雑誌を開けると
必ず「死」の記事が飛び込んできます。
いよいよ本格的な多死社会の到来です。
何歳までがんを治療するか?という特集も。
私は25年前から、ずっと思ってきました。
今ごろに?とは思いながらも、読みました。
・何もしないという選択肢もある。
・80歳くらいが分かれ目。
・医者は患者の「見た目」で決めている。
本当にそのとおりです。
がんを治療しなのなら、最初から
検査、診断しない場合すらあります。
老人ホームを回診すると、胃瘻をつけられた
老人が恨めしげな目でこちらを見ます。
医療は人間を本当に幸せにしたのかな?
50年間、医者にかかったことがないという人がいた。
健康保険料はちゃんと納めてきたそうです。
たった3日だけ保険を使って、がんで亡くなりました。
見事な死にぶりでした。
こんな人も本当にいるんだ。
「お国に貢献したね!」と、思わず言ってしまいました。
がん治療には「見た目」も大切。
敢えて医者に「見せない」ひとも現実におられます。
それも人権だと私は思います。