《0724》 駆け込み受診 [未分類]

診察終了5分前に、何人か駆け込んでこられます。

多い時は、10人以上に及びます。

3つのパターンがあります。

 

1)本当の急病患者

2)何年も前から症状がある人

3)「駆け込み受診」が好きな人

 

1)は、インフルエンザや腹痛などです。

昨夜は3人のインフル患者が来ました。

 

2)の方の場合。

「いつから症状があるのですか?」

「はあ、30年ぐらい前からです」

「・・・」

 

呑気な方がいるものです。

30年待って、今、ですか?

まあ、それでも来たのだからいいですが。

 

なぜかタバコがらみの方が多いですね。

タバコまみれの咳を吹きかけられます。

喫煙者はなぜか、駆け込みの方が多い。

 

3)の方の場合。

診察終了前が空いていると信じています。

「終わりだから空いているに違いない」と。

 

「最後に来たのに、まだ込んでいる!」と

よく分からない理屈で怒られます。

要するに、少しでも待ちたくないのです。

 

こうして外来診療は延長戦へと突入します。

看護師も事務員もなかなか帰れません。

気がつけば午後7時のつもりが8時になる。

 

当院の場合、一番空いているのは、午後6時前後です。

主婦は夕飯の準備で帰り、サラリーマンはまだ帰れない。

あとは雨や嵐などの悪天候の時でしょうか。

 

人の逆をいけば、待ち時間はほとんどありません。

「いつもたくさん待たされて」という方は、

受診される時間を工夫してみてはどうでしょうか。