昨日は、慢性期医療展2012でのシンポジウムの
座長を務めたあと大阪の老人ホームで講演しました。
与えられたテーマは「老い」。
老人ホームには大なり小なり認知症がらみが多い。
激増する認知症、新薬の解説、ケアの要点、そして
楽しむこと、食べることの大切さをお話ししました。
さらに胃瘻に関する話題にも触れました。
胃瘻の実物を持っていって説明しました。
そして「平穏死の条件」についても触れました。
ところで今日は、日本認知症学会が主催する
認知症専門医取得のための教育セミナーに来ています。
受け付けに着くと、長蛇の列に驚きました。
その会場に入り、待ち時間でこれを書いています。
何百人もの受講者がいます。
認知症専門医とそれを目指している医師たちです。
認知症診療の需要の大きさを肌で感じています。
朝の講演は、「前頭側頭葉変性症の分子病態と
それに基ずく診療の進歩」
ハイレベルです。 1日中、缶づめになります。
認知症学の第一人者3人のご講演を拝聴します。
認知症で講演するためには最新情報が必要です。
認知症の講演の翌日は、認知症学の勉強中です。