《0735》 老人ホームでの講演とその翌日 [未分類]

昨日は、慢性期医療展2012でのシンポジウムの

座長を務めたあと大阪の老人ホームで講演しました。

与えられたテーマは「老い」。

 

老人ホームには大なり小なり認知症がらみが多い。

激増する認知症、新薬の解説、ケアの要点、そして

楽しむこと、食べることの大切さをお話ししました。

 

さらに胃瘻に関する話題にも触れました。

胃瘻の実物を持っていって説明しました。

そして「平穏死の条件」についても触れました。

 

ところで今日は、日本認知症学会が主催する

認知症専門医取得のための教育セミナーに来ています。

受け付けに着くと、長蛇の列に驚きました。

 

その会場に入り、待ち時間でこれを書いています。

何百人もの受講者がいます。

認知症専門医とそれを目指している医師たちです。

 

認知症診療の需要の大きさを肌で感じています。

朝の講演は、「前頭側頭葉変性症の分子病態と

それに基ずく診療の進歩」

 

ハイレベルです。 1日中、缶づめになります。

認知症学の第一人者3人のご講演を拝聴します。

認知症で講演するためには最新情報が必要です。

 

認知症の講演の翌日は、認知症学の勉強中です。