《0743》 GWは被災地へ [未分類]

結局、連休もいつものように仕事をしています(恥)。

昨日は在宅や施設から携帯電話が沢山鳴りました。

休日になると、やはり不安になられるのでしょう。

 

お看取りもありました。

24時間365日体制ですから当然のことですが。

そうは言ってもやはり気になるのが、被災地。

 

昨日の往診の合間に車のテレビを見ていました。

大勢のボランテイアが被災地に入っておられる。

漁業や農業や除染を手伝っておられる様子の報道。

 

あっ、と思いました。

ちょうど1年前、クリニックの横にいわき市から

避難されていた方が画面に映って話していました。

 

彼の家は遠くに流され今も全く手つかずでした。

ボランテイアさんが、流された家に残された

家財を取り出している様子が報道されていました。

 

また、こんな様子なんだ!

昨年の春は、その方の一家と一緒に花見をしました。

あれから1年。

どうしているのかずっと気になっていました。

 

テレビ画面で元気なお姿を拝見し安心しました。

それにしてもそんな偶然もあるんですね。

私は、ほとんどテレビを見ません。(見れない)

 

「被災地を忘れないで欲しい」

別の被災者が、そう呟いておられました。

阪神大震災の時は当事者としてそう思いました。

 

ボランテイア活動をしている方々に感動しました。

せっかくのGWを利用して行こうという気持ちが

凄く凄く嬉しかったです。

 

日本はまだまだ捨てたもんじゃない!と。

人は時間とともに忘れていきます。

それはある意味仕方がないことかもしれません。

 

しかし自分のことより被災地を優先している方が

こんなにも大勢いる国は凄い国です。

私は当たり前とは思いません。

 

偶然、テレビ画面に映っている方々のお顔を

拝むような気持ちで眺めていました。

ちょっぴり不安げで、控えめな表情が良かった。

 

べつに「旅行」でもいいと思います。

被災地に一度は行って欲しい。

美味しい料理、美味しい酒を味わってください。

 

消費するだけでもいいのです。

賑わいは復興に繋がります。

自然と会話が生まれます。

 

きっと何かがある。

絶対にあります。

たった3回しか行っていませんが、確信があります。

 

ずっと被災地に入っておられる何人かの知人に

時々東京や大阪でお会いします。

「これからだ!」と、異口同音に言われます。

 

ボランテイアに遅すぎることはありません。

ネットで情報を得てから行って下さい。

迷っておられるなら是非行って下さい。

 

昨年の経験を言いますと、GWも寒かった。

震えながら寝てました。

昨年のGWのこのブログを読み直してください。

 

毎日、くだらないことばかり書いていますが

被災地のことを忘れた日は1日もありません。

頻回に被災地の方と様々なやりとりをしています。

 

みなさま。

GWこそ被災地へ!

どんな方でも必ず何かの役に立ちます。