毎日のように、松尾幸郎さんとメールをしています。
特にリビングウイルやQOLという概念についてや、
またリビングウイル法制化についても教えて貰うことばかり。
幸郎さんは、親子に近いほど年上。
アメリカ生活が長く、かつ武道家の幸郎さんには、
豊富な人生経験と日本人の優しさが溢れています。
「巻子の言霊」をこの1ケ月間、何度も読んでいます。
その本は一体なんだろう、と思うひともいるでしょう。
この本は、私はやはり「夫婦愛」の本だと思いました。
愛を描いた本はいくらでもあります。
カップルの数だけ愛があるでしょう。
しかしこの本にはしみじみとした愛がある。
絶対にこうは書かまいと決めていました。
書いた時点で陳腐な表現になるような気がしたからです。
しかし「愛」としか言いようがないのでこの言葉を使います。
巻子さんの2010年5月14日の「言霊」を紹介します。
(ゆきおさん まみーをあいしてるの)
「たくさん愛してるよ」
不安なのか?
しばらくして、また操作する。
(ゆきおさんをあいしています)
この言葉の重みは、本を読まないと分からないかもしれません。
このブログで少しでも本の感動を伝えたくて、書いてきました。
「ころしてください」から始まって
「あいしています」で言霊は終わります。
日々、沢山の障害者のお話を伺います。
今日も、巻子さんと同じ境遇の方を訪問します。
障害者から、教えられることばかりです。
私ができることは、ほとんどありません。
来週、巻子さんに会いに富山に行きます。
夫妻に何かを教えてもらう予感がします。
楽しみです。
(巻子の言霊シリーズ終わり)