《0810》 ゆきおさんをあいしています [未分類]

毎日のように、松尾幸郎さんとメールをしています。

特にリビングウイルやQOLという概念についてや、

またリビングウイル法制化についても教えて貰うことばかり。

 

幸郎さんは、親子に近いほど年上。

アメリカ生活が長く、かつ武道家の幸郎さんには、

豊富な人生経験と日本人の優しさが溢れています。

 

「巻子の言霊」をこの1ケ月間、何度も読んでいます。

その本は一体なんだろう、と思うひともいるでしょう。

この本は、私はやはり「夫婦愛」の本だと思いました。

 

愛を描いた本はいくらでもあります。

カップルの数だけ愛があるでしょう。

しかしこの本にはしみじみとした愛がある。

 

絶対にこうは書かまいと決めていました。

書いた時点で陳腐な表現になるような気がしたからです。

しかし「愛」としか言いようがないのでこの言葉を使います。

 

巻子さんの2010年5月14日の「言霊」を紹介します。

 

 

(ゆきおさん まみーをあいしてるの)

 

「たくさん愛してるよ」

 

不安なのか?

しばらくして、また操作する。

 

(ゆきおさんをあいしています)         

 

 

この言葉の重みは、本を読まないと分からないかもしれません。

このブログで少しでも本の感動を伝えたくて、書いてきました。

 

「ころしてください」から始まって

「あいしています」で言霊は終わります。

 

日々、沢山の障害者のお話を伺います。

今日も、巻子さんと同じ境遇の方を訪問します。

 

障害者から、教えられることばかりです。

私ができることは、ほとんどありません。

 

来週、巻子さんに会いに富山に行きます。

夫妻に何かを教えてもらう予感がします。

 

楽しみです。

 

(巻子の言霊シリーズ終わり)