今週は断続的に激しい雨が降っています。
さすがにこんな雨の中の往診は辛いです。
しかしもっと辛いひとがが待っています。
7月7日なんて聞いただけでなんとなく
ラッキーな気分になれる日付けですね。
今日はなんと10以上のイベントが重なりました。
とはいえ体はひとつなので選ばなくてはいけません。
自分が講演や司会をするなら、掛持ちは結構難しい。
という訳で今日は3つの勉強会をハシゴの予定です。
私が立ち上げた勉強会である「尼崎在宅NST研究会」
の特別講演の司会を務めます。
胃ろうから注入する栄養剤の寒天化に関する講演です。
私はよく、胃ろうバッシング論者とも呼ばれます。
しかし、それは間違い。
消化器内視鏡専門医ですから胃ろうを造る側の人間です。
「いい胃ろう」と「悪い胃ろう」があるのです。
そのように感じるときがよくあります。
胃ろうは単なる道具。要は使い方ですね。
7月17日に私の新刊が出ます。
「平穏死・10の条件」(ブックマン社)。
それに「いい胃ろう」と「悪い胃ろう」を詳しく書きました。
最近、胃ろうに関する相談ばかりです。
同じ話を時間をかけてすることに疲れてきました。
できれば、この本を読んで頂ければと思い書き上げました。
ネット上では7月14日から買えるそうです。
できるだけ多くのみなさまに是非この本を読んで頂き、
感想を頂ければと、この場をお借りしてお願いします。
毎日、胃ろうの患者さんを診ています。
慎重に胃ろうの交換をやっています。
まさに胃ろう現場にいる町医者です。
その中で生まれた本です。
よろしくお願いいたします。
ああ、今日の勉強会会場で販売できないのが残念です。