《0838》 中村仁一先生と石飛幸三先生と [未分類]

先日、朝日新聞関係者が主催された中村仁一先生の

ご講演を拝聴しました。

「大往生したけりゃ医療とかかわるな」の著者です。

会いたい、会いたい、聴きたい、聴きたいと思いながら

今日まで来て、やっと聴くことが出来ました。

今日はその感想を少し述べます。

ハッキリ言って、面白すぎます。

もの凄いことをサラッと言われる。

テンンポも軽快で、小気味よい。

何もかもが100%、私が普段思っていることと同じ。

境遇も趣味(納棺体験)も似ている。

違うのは、外科医と内科医、そして年齢でしょうか。

一見、奇抜な内容に見えるかもしれませんが、

内容は極めてオーソドックスで説得力もある。

まさに、医の原点、本道を説いて頂きました。

久々に、爽快な気分になれました。

私はまだ中村先生ほど面白い話も含蓄のある言葉も

ありませんが、講演としても参考になりました。

内容は詳しくは触れませんが、とにかく一度は

聞いておくべき、極めて濃い内容のご講演です。

また医療界・介護界の革命児だと思いました。

あの講演ビデオを、毎日、これでもかという位、

テレビで放映したら、日本の医療・介護も変わるのではないか。

対費用効果を考えると安いものです。

「病院にかかるな」というので、病院からは講演のお呼びが

かからないそうです。なんと勿体ない。

かかりそうになっても、上層部がストップしてしまうとか。

ご挨拶すると、なんと私のことを知っておられて感激でした。

拙書「平穏死・10の条件」を、献本することもできました。

半年間の夢が叶った、午後でした。

元祖・平穏死の石飛幸三先生と、中村仁一先生と3人で

いつか共演したいと夢想しました。

3人揃って、言いたいことを言うのです。

先日、石飛先生とダブル講演しました。

来年、中村先生との対談が予定されています。

夢に向かって一歩ずつ前進しています。

一人だけなら変人扱いでも、3人揃えば、意見が通るかも。

多くの読者に支持されればそれが常識になるかもしれません。

自分がこれまで言ってきたことに、大きな自信を得ました。

拙書「平穏死・10の条件」(ブックマン社)は、昨日、

出版社から、早くも4刷り、4万部との連絡を受けました。

このブログの読者の方にも買って頂いているかと思います。

この場をお借りして、みなさまに厚く御礼を申し上げます。

いい本であると思われたら是非知り合いにも教えてください。

この本が書けたのも、このサイトのお陰であると感謝します。

今週は、オリンピックで寝不足の人ばかりですね。

おまけに、クーラーで冷え過ぎての風邪ひきさん。

8月に入り、そんな患者さんが増えています。

どうか夏バテしないように、工夫してくださいね。