昨日は母親を連れて、父親のお墓参りをしました。
これを済ませないとには、どこか落ち着きません。
毎日死を見ているのに身内は軽視となりがちです。
また、最近亡くなった患者さんのお家も回っています。
まだ49日が来ない患者さん宅には悲しみも残ります。
亡くなった後も家族との御縁が続くのが、在宅の特徴。
お盆の外来診療は暇です。
みなさん、お墓参りに行っているからでしょう。
開業医=お盆休みだと思っておられる方も多い。
一方、在宅医療は大忙し。
普段の2~3倍の緊急訪問があります。
お盆は家族のみなさんが揃うからです。
訪問看護師さんもフル稼働。
彼らがいなければ、私はもちません。
この辺は、近著に書いたとおりです。
家族が多いほど、病状説明の機会も増えます。
ささいな発熱でも、気軽に呼ばれます。
いい機会なのでゆっくりお話できるのですが。
一晩に2人も亡くなることもありました。
引き寄せられるように亡くなる方が多い。
これも、お盆だから、でしょうか。
道路がすいていることは嬉しい。
どこかゆるんだ空気も好きです。
ただ寝る暇がないのが悩みです。