《0854》 両足義足のアンカー [未分類]

両足が義足の選手が、リレーのアンカーを務めました。

パラリンピックの話ではありません。

ロンドンオリンピックの話です。

 

南アフリカのオスカー・ピクトリウス選手。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%94%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%82%B9

 

男子1600mリレーのアンカーを務めました。

http://www.asahi.com/olympics/news/TKY201208110148.html

男子400mでも、準決勝まで進みました。

http://www.asahi.com/shimbun/nie/kiji/kiji/20120810.html

驚きました、という言葉しか浮かびません。

 

彼はパラリンピックのチャンピオン。

いつしか本物のオリンピックに出たい、と思ったそうです。

義足選手が走ることに物議があったそうですが叶いました。

 

想いは叶う。

願いは叶う。

努力は叶う。

 

彼は生まれつき、足に障がいを持っています。

しかし自分を障がい者だと思ったことは一度も無いと。

義足は彼にとっては、単なる靴にすぎないそうです。

 

あまりにもありきたりですが一つの真実を世界中に教えました。

一方で、義足が有利になるのでは? という議論は残りました。

しかし私は今回の出場許可の判断は間違っていないと思います。

 

誰が好んで義足をつけるでしょうか?

義足をつけないにこしたことはありません。

素直に、凄い!ではいけないのでしょうか。

 

以前、片足のプロゴルファーを見たことがあります。

自分は両足があるのになんでこんなに下手なんだろと。

そして今回のピクトリウス選手にも、教えられました。

 

ウサインボルト選手も側弯という欠点を努力で補いました。

ピクトリウス選手も全く同じです。

障がいという概念を、塗り替える大活躍だったと思います。

 

人間の可能性は本当に凄い。

努力が、可能性を切り開く。

だからオリンピック観戦はやめられない。