《0856》 「雷」が好き [未分類]

先週末、地元尼崎で映画鑑賞会がありました。

「地球交響曲第7章」という素晴らしい映画。

上映後、龍村仁監督のトークショウもありました。

 

その前に控室で龍村監督と、1時間お話をしました。

世界中での映画撮影の秘話など興味深いお話しです。

話している途中に、突然、強い雨が降り出しました。

 

あっという間に嵐のような激しい雨風になりました。

そして、雷も落ち始めました。

まさに晴天の霹靂のような雷。

 

龍村監督は突如立ち上がり、嬉々としてこう言われました。

 

「俺は、雷が大好きなんだ!」

 

雷にもいろんな種類があるそうです。

空から地面方向だけとは限りません。

横に走る雷、地面から空に向かう雷。

 

人間は、水のおかげで生きています。

水が無いと生きれないし人体の7割は水分。

しかし地上で水を汚しているのも人間です。

 

その汚れた水を「浄化」してくれるのが雷だそうです。

だから雷に感謝しなくてはいけないと。

せっかくの自然の浄化作用だそうです。

 

さすが地球環境の映画を撮る監督さんだと感心。

天地が持つ自然回復力を教えていただきました。

1時間のトークショーは、あっという間でした。

 

結局、監督が会場入りしてから会場を出るまでの

2時間半、激しい雨と雷が続いていました。

まるで尼崎の天地が監督を歓迎しているかように。

 

懇親会での監督のお話はさらに抱腹絶倒でした。

私は、この映画を2年前に見て感動しましたが、

ますます監督の大ファンになりました。

 

統合医療の世界的第一人者のアリゾナ大学の

アンドルー・ワイル教授も大好きな医師です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%AB

この映画にも登場されます。

 

アリゾナと尼崎では、同じ「あ」から始まっても

雰囲気は全然違います。

しかし、雷で尼崎がアリゾナにように感じました。

 

電車は止まり、ずぶ濡れになった方も多かったでしょう。

犠牲になった方もおられるので、不謹慎かもしれません。

私は小さい時から雷が怖くて怖くて仕方がない人間です。

 

雷は、都会にいながらも天地の呼吸を感じさせてくれます。

もっともガイアを感じさせてくれる贈り物かもしれません。

そんな雷の見方もあることを、はじめて知った週末でした。