先週末、地元尼崎で映画鑑賞会がありました。
「地球交響曲第7章」という素晴らしい映画。
上映後、龍村仁監督のトークショウもありました。
その前に控室で龍村監督と、1時間お話をしました。
世界中での映画撮影の秘話など興味深いお話しです。
話している途中に、突然、強い雨が降り出しました。
あっという間に嵐のような激しい雨風になりました。
そして、雷も落ち始めました。
まさに晴天の霹靂のような雷。
龍村監督は突如立ち上がり、嬉々としてこう言われました。
「俺は、雷が大好きなんだ!」
雷にもいろんな種類があるそうです。
空から地面方向だけとは限りません。
横に走る雷、地面から空に向かう雷。
人間は、水のおかげで生きています。
水が無いと生きれないし人体の7割は水分。
しかし地上で水を汚しているのも人間です。
その汚れた水を「浄化」してくれるのが雷だそうです。
だから雷に感謝しなくてはいけないと。
せっかくの自然の浄化作用だそうです。
さすが地球環境の映画を撮る監督さんだと感心。
天地が持つ自然回復力を教えていただきました。
1時間のトークショーは、あっという間でした。
結局、監督が会場入りしてから会場を出るまでの
2時間半、激しい雨と雷が続いていました。
まるで尼崎の天地が監督を歓迎しているかように。
懇親会での監督のお話はさらに抱腹絶倒でした。
私は、この映画を2年前に見て感動しましたが、
ますます監督の大ファンになりました。
統合医療の世界的第一人者のアリゾナ大学の
アンドルー・ワイル教授も大好きな医師です。
この映画にも登場されます。
アリゾナと尼崎では、同じ「あ」から始まっても
雰囲気は全然違います。
しかし、雷で尼崎がアリゾナにように感じました。
電車は止まり、ずぶ濡れになった方も多かったでしょう。
犠牲になった方もおられるので、不謹慎かもしれません。
私は小さい時から雷が怖くて怖くて仕方がない人間です。
雷は、都会にいながらも天地の呼吸を感じさせてくれます。
もっともガイアを感じさせてくれる贈り物かもしれません。
そんな雷の見方もあることを、はじめて知った週末でした。