《0887》 シンプルな1日 [未分類]

昨日は、実にシンプルな1日でした。
講演をして、主催者とご飯を食べただけ。
ただそれだけの1日でした。

大阪府狭山市で2時間の講演をしました。
平穏死の本に書いていないことを中心に。
あっという間の2時間でした。

みなさんに伝えたいことの半分も伝えられない。
毎回、そう感じます。
どう考えても、納得するには3時間はかかります。

以前、吉本新喜劇の芸人さんに驚かれました。
「長尾先生、よく2時間も喋りはりますなー」
たしかに、芸人さんの漫才は5分程度です。

人間の集中力は20~30分程度とも言われました。
よほど私は、お喋りなのでしょう。
2時間でも全然足りないのです(恥)。

終了後、主催者のお家で、6時間喋りました。
医療のみならず、生き甲斐、歴史、政治・・・
結局、合計8時間喋っていたことになります。

しかし全然疲れないのは何故?
自分でもお喋り好きに呆れます。
お喋りな男はダメですね。

講演と食事だけで1日が終わる。
何とシンプルな1日なんだろう。
とても分かり易い1日だった。

と、思った矢先に携帯電話が鳴りました。
急に全身脱力で全く力が入らなくなったとの連絡。
電車を途中で降りて話しながら帰りました。

1時間位、電話で患者さんと話をしました。
それだけで診断がついて症状が治まりました。
病名等は、個人情報なので書けません。

とても難しい病名です。
書いても誰も知らないでしょう。
医師もほとんど知らないような病気。

これじゃあ、何の話か分かりませんね。
実は、1時間の電話で、いろんな発見をしたのです。
患者さんの承諾が得られたら、少しはご紹介します。

何か言いたいか。
答えはすべて患者さんとの会話の中にある。
詳しく問診することで、診断がつく場合が多い。

余計に分からない話になってしまいましたね。
まあ、シンプルで楽しい1日だったという事。
たまには、こんな1日もいいなと思いました。

今夜は名古屋から全国3000人の
お医者さんに向けて講演します。
テーマは、「在宅と栄養」

あと、本ブログは終わりませんよ。
なんだか終わりそうな書き込みを頂いていますが、
まだまだ続きますのでご安心を。