《0913》 関寛斎・没後100年忌 [未分類]

今週月曜日は、医聖・関寛斎が82歳で亡くなって
ちょうど100年目でした。
昨年の10月15日には、彼の本も出版しました。 

北海道の陸別町で見つかった彼の小さなお墓の前で
町をあげての慰霊祭が執り行われたそうです。
行きたかったのですが、仕事で行けませんでした。 

寛斎は、歴代の医師のなかでも一番素晴らしい医師。
これは作家、司馬遼太郎さんの言葉です。
小説「胡蝶の夢」に彼を描いています。 

陸別町にある「関寛斎資料館」には、
司馬さんも何度か訪問されています。
私も、2年前に行きました。 

その時は、たしか気温4度でした。
尼崎でも冷え込みますから陸別は特別寒いはず。
そんな想いで尼崎から、彼の命日を想いました。 

昨日は日本全体の宗教界から名指しで呼ばれました。
仏教とキリスト教など宗教全体の集まりだそうです。
エライ宗教者に囲まれて、酷い目にあってきました。 

珍しく元気を失くしています。
ちょっとここにはとても書けない話ばかりです。
しかし関寛斎ならどうしただろう、と考えます。 

関寛斎を知ってから、そんな癖がつきました。
寛斎なら、頭を使って、やりこめたでしょう。
もっとも彼なら、相手にしなかったでしょうか。 

今週は、可愛いらしい研修医の女医さんが来ています。
2週間の地域医療研修です。
彼女に教える一方、元気をもらって頑張って働きます。