《0927》 あっという間の10月でした [未分類]

風邪の患者さんが増えてきました。
昨夜は、100人近い患者さんで混みあいました。
ああ、もう風邪の季節が来たんだ、という気がしました。 

今日で10月も終わり。
正直、あっという間の1カ月でした。
毎日、多くの外来と、「平穏死」にまみれています。 

インフルエンザの予防接種が1日から始まっています。
毎日、いろんな方が受けに来られます。
毎年、この時期にしかお会いしない方もいます。 

「ああ、元気にされていて良かったですね」
「先生もちょっと老けたけどお元気そうで・・・」
そんな会話を楽しむ余裕がまだあるのが、10月です。 

私なりに、この10月を振り返ってみました。 

嬉しかったこと
 1 テレビに3回出演しました。
 2 うち1回は、1時間の生放送でとても緊張しました。
 3 拙書「平穏死・10の条件」が10万部を突破しました。
 4 梅ちゃん先生とソックリの研修医と一緒に在宅を回りました。
 5 胃ろうに関する、一般向けの本をほぼ書き上げました。 

悲しかったこと
 1 今月も沢山の旅立ちがありました。
 2 桑名正博さんが亡くなりました。
 3 雑用ばっかりやっていて、職員に怒られました。
 4 あまりにも忙しくて遊ぶ暇が全くありませんでした。
 5 宗教界から平穏死や尊厳死のことで攻撃されました。 

先週の朝日新聞厚生文化事業団主催の講演会には
300人もの方に来ていただき、
思いっきり「平穏死」のお話ができました。 

11月22日にも朝日カルチャースクールでお話しします。
朝日新聞さんと、いろんなご縁を頂き、感謝しています。 

今月も沢山の講演をしたなーと思いながら数えてみたら、
なんと13回も講演していました。
1回2時間としても、24時間以上、お話をしていたのです。 

11月も、手帳を見ると殺人的なスケジュールでいっぱい。
ちょと気が重くなってきました。
これからは「断る」ということが、どうしても増えます。 

人間には限界がありますので、
どうか失礼をお許しください。
たまには、ゆっくり秋を楽しむ時間を持ちたいと思います